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《担々麺話 担担麺の現状 その5》

中国に逆輸入された『漢字』


余談になりますが、逆輸入というのは、料理だけでなく漢字の世界でも行われているらしく、明治初期に西洋からきた専門用語や概念といった新しい言葉のなんと7割は、 日本で漢字に意訳され中国へ『日式漢語?』として定着しているそうです。 「文化」とか「哲学」とか「革命」いう、ごく一般的な言葉も含まれているので、日本人がいなければ、毛沢東の『文化大革命』もなかったという笑い話もあるそうです(笑)。

これらを私たちが日本語と思っているように、中国の方も中国語と思っているそうです。 当時、中国でも翻訳は行われたのですが、『日式』の翻訳のほうが断然優れていたそうです。
理由としては、中国では昔からある言葉を使って、新しい概念を表そうとしたので複雑になったのに対して、 日本では、中国語の『ルール』を守りながら、その意味を汲み取って、新しい語彙を『意訳』(これも日式漢語らしいです)したからだそうです。 最近はなんでもカタカナですませてしまいますが、明治初期の日本人は知的で感性が豊かだったのですね。

※ 明治に比べて最近の日本の漢字への翻訳はデキが悪いように思います。今話題の悪玉『活性酸素』とかは、活性も酸素もいいイメージしかないだけにどうしても、悪者に思えなくて困るのは(笑)、うまく意訳できてないからではと思います。『体内酸化物質』でいいような…。

このことは、『料理』についてもあてはまると思います。伝統の『基本』というルールを守りながら、 新しい味をその国の人々に理解できるように『意訳』するという作業が料理に命を吹き込むのだと思います。 それを四川料理で実行したのが『陳建民』さんなのだと思います。                       

さらに詳しく知りたい方はこちらもどうぞ
『担担麺話』の目次にもどる。

担々麺リンク

香港担担麺王

香港で楽しめる担担麺の情報とそれに関わるスパイスなどを詳しく紹介したサイト。
香港だけでなく、四川省の担々麺についての特集はマニア必見の内容です。


中国の四川料理について

四川料理とは



参考サイト

台湾風

台湾風生活スタイルについて台湾通の高田さんが独自の切り口で綴る現代台湾の情報サイト。ラーメンや担担麺についての考察も非常に興味深いです。 本にもなっています。

 

 



 

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