福龍 宗右衛門町
赤坂四川飯店仕込みの熟練の技が生きる
あっさりとした酸味と辛味をもつ大人の味
陳建民氏の下「赤坂四川飯店」で修業。大阪市の都ホテル新館では料理長として活躍していた尹東福さん。その熟練の技を、気軽な雰囲気でたのしんでもらおうと開いたのがここ「福龍」だ。人気の担担麺は、陳氏ゆずりの胡麻ダレスープのもの。まろやかな胡麻の風味に適度な辛味と酸味がブレンドされ、誰もが親しみやすい一品に仕上がっている。胡麻ダレスープにありがちな、のっぺりとした単調さはあまり感じられず、飲むほどに微妙な味わいの変化が楽しめるところなど、さすがベテラン料理人の技といえるだろう。東京に比べ四川料理が少ない大阪で、「辛いだけではない多彩な味を、もっと楽しんでもらえたら」と深夜まで気を抜かない尹さん。その職人気質と熱い思いが伝わるのか、大人の麺好き、中華好きの間で、じわじわと評判をたかめている一件である。
担々麺900円。あっさりした酸味や辛味は、ある意味で大人向け。
四川料理一筋40年の尹東福さん。メニューに書かれたもの以外にもレパートリーは広いので、いろいろ相談してみたい。 |